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学校法人日本医科大学

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いがく図鑑  vol.6 どうやって体の中を見ているの?

Webマガジン『病気と医学』vol.6 いがく図鑑 どうやって体の中を見ているの? 第6回目は「どうやって体の中を見ているの?」について日本医科大学付属病院消化器・肝臓内科の馬來康太郎(まき・こうたろう)先生に伺いました。

「どうやってるの?」「これなあに?」ご家族でワクワク楽しめる「いがく図鑑」。イラストを使って専門家が詳しく解説します。第6回目は「どうやって体の中を見ているの?」について日本医科大学付属病院消化器・肝臓内科の馬來康太郎(まき・こうたろう)先生に伺いました。

内視鏡検査の流れ

1、内視鏡カメラの視界を遮らないために、胃の検査では、前日の夕食以降は何も食べてはいけません。腸の検査では、検査当日の午前中にたくさんの水を飲んで便を出し、腸を空っぽにします。

2、患者さんに横になっていただき、内視鏡を挿入していきます。そのままだと臓器はぺちゃんこの状態なので、送気して膨らませます。

3、レンズの角度を変えながら観察し進んでいきます。カメラで撮影することで、検査後に気になる箇所をじっくり診ることも可能です。

4、検査で見つかった腫瘍などは、より安全に手術を受けてもらうために日を改めて治療します。

どんな道具を使ってみているの?

検査で使用される画像3点上部内視鏡・下部内視鏡

一般的な検査に用いる内視鏡。上部内視鏡は管の直径が約1cm、長さが約1m。下部内視鏡は管の直径が約1.3cm、長さが約1.3m。上部内視鏡のひとつである鼻から入れる経鼻内視鏡は、管が約6mmと細い分、画質や機能が限られます。

カプセル内視鏡

自動撮影機能を搭載したカプセルを飲み込み、体内を巡ってデータを収集します。

ダブルバルーン内視鏡

小腸検査用の内視鏡。管の先端付近に付いているバルーンを膨らませてスペースを確保しながら進みます。

どこまで、そうやって切っていくの? 皮膚の下は層構造になっていて、そうによっては道具も切り方も変わります。

どうやって異変を見つけるの?

「赤みを帯びている」「荒れている」などの微妙な異変から病気の早期発見などにつながるケースがあります。

病気を見つけたらどうするの?

腫瘍を切除したり、採取したり、止血をしたりと、道具の発達によって内視鏡手術の幅がどんどん広がっています。

内視鏡先端の構造


プロフィール

馬來康太郎 まき・こうたろう 2007年日本医科大学を卒業し消化器内科に入職、現在日本医科大学付属病院消化器・肝臓内科で勤務。上部・下部内視鏡だけではなくカプセル内視鏡検査も行っています。 

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こちらの記事は「意気健康 10秋号」のいがく図鑑に掲載されたものです。