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学校法人日本医科大学

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おくすりの知恵袋  飲み合わせについて 食べ物・サプリメント編

Webマガジン 『おくすりの知恵袋』第9回 飲み合わせについて 食べ物・サプリメント編 日本医科大学多摩永山病院 薬剤部 亀山明美

飲み合わせについて 食べ物・サプリメント編

食べ物や健康食品・サプリメントの中には、お薬の効果が強く出て副作用の症状が出たり、お薬の効果が減弱し治療に影響を及ぼすため摂取を控えた方がよい場合があります。

「グレープフルーツ(特にジュース)の摂取を避けたほうがよいお薬」

血圧を下げるお薬(カルシウム拮抗薬)、一部のコレステロールを下げるお薬、抗てんかん剤などのお薬は、グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという物質がお薬に影響し、血圧の低下、頭痛、めまいの症状を引き起こすことがあります。
柑橘類で温州みかん・レモン・オレンジジュースは、フラノクマリン類を含有せず摂取可能です。

「納豆、市販の青汁・クロレラと一緒に摂ってはいけないお薬」

血液を固まりにくくするお薬(ワーファリン)は、ビタミンKを多く含んでいる納豆・青汁・クロレラと一緒に摂取すると、効果を弱めるので摂取しないでください。
他のビタミンKを含むほうれん草等の緑黄色野菜は、1日の摂取量が過量にならない範囲(小鉢程度)で一定にし、一時的な大量摂取は避けてください。

「チーズ・ワイン・ビールと一緒に摂ってはいけないお薬」

抗結核薬などのお薬は、チーズ・ワイン・ビールに含まれているチラミンの分解を抑制するため、血圧上昇、動悸、頭痛を引き起こすことがあります。

「マルチミネラル(サプリメント)との同時摂取を避けたほうがよいお薬」

体調を整えるための健康食品・サプリメントは、多くの方に利用されています。しかし、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などが入ったミネラル含有のサプリメントは、一部の抗菌剤、甲状腺ホルモンを補うお薬と同時に飲むと、お薬の吸収量が低下し、効果が弱くなります。

以上、いくつか例を挙げてみました。お薬と食べ物や飲み物、健康食品との飲み合わせで、何かご不安・ご不明な点、お困りになっていることがございましたら、遠慮なく薬剤師にご相談ください。


もしお薬について分からないことがありましたらお気軽に

日本医科大学多摩永山病院 薬剤部 亀山明美

 

こちらの記事は「意気健康 10秋号」のおくすりの知恵袋に掲載されたものです。