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C型慢性肝炎のウイルスの進化

作成日: 2017.03.02

C型慢性肝炎のウイルスの進化

 武蔵野赤十字病院の泉並木病院長は、2014年9月から発売されたC型慢性肝炎の飲み薬「ダクルインザ」と「スンベプラ」による効果がなかった患者を調査し、ウイルスが薬剤耐性変異から、薬が極めて効きにくい状態であることを国の肝炎対策推進協議会で発表した。
 患者1人につき、最大5種類の変異が見つかっており、種類が多いほど薬剤耐性が強まる可能性もあるという。飲み薬の誕生以前は「インターフェロン」を中心とする治療を行っていたが、この治療法は発熱、食欲不振、味覚異常など多数の副作用を伴い、C型慢性肝炎の患者への負荷が大きいものだったという。
 現在は2015年9月から発売された「ハーボニー」という、治癒率が100%に近い成績を誇る飲み薬が主流であるが、薬剤耐性のウイルスをもつ患者はこの薬を投薬しても確実に治るとはいえず、新薬へ期待する雰囲気が強くなっているという。