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熊本大学、「イントロン」の配列を解明

作成日: 2017.03.03

[出典]

熊本大学

熊本大学、「イントロン」の配列を解明

 熊本大学大学院先端科学研究部生物科学分野の谷時雄教授、牟田園正敏大学院生、大阪大学及び基礎生物学研究所の共同研究グループは、分裂酵母を用いて、セントロメア領域から合成される遺伝情報伝達物質であるRNAに含まれる「イントロン」と呼ばれる配列が、ヘテロクロマチン構造形成を促進することを発表した。本研究の成果は、米国科学雑誌 「PLOS Genetics」で2月23日に公開された。
 細胞が分裂する際には、染色体を均等に娘細胞に分配する必要があり、染色体を均等に分けるためには、まず糸状の装置である紡錘糸が、染色体の特定の領域(セントロメア領域)に結合することが必要だという。
 本発表は、特に意味がないと思われていた「イントロン」の配列が、染色体分離という生物にとって極めて大切なポイントで重要な機能を持つことを初めて明らかにしたという。本研究で、ダウン症候群など染色体数の異常に起因する疾患の発生機構解明にも繋がるものとしても期待される。