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学校法人日本医科大学

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食品の鮮度  キャベツ

Webマガジン 『食品の鮮度』キャベツ


佐藤和美

キャベツの原産地はヨーロッパで、当初は、丸くない葉キャベツが主流でしたが、改良が進み今のような形になり、私たちの食卓に欠かせない野菜となりました。
キャベツにはどんな栄養と効用があるかご存知でしょうか?コラーゲンの生成や壊血病の予防に関与するビタミンC、血液の凝固やカルシウムの吸収を助けるビタミンK、ナトリウムの排泄を促す働きのあるカリウム、お腹の調子を整える食物繊維、さらに胃腸薬の元となるビタミンUも豊富に含まれています。 ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれ、同じ名前の胃腸薬は皆さんも聞き馴染みがあると思います。 熱に弱いので生で食べるか、さっと火を通す程度に留めると良いでしょう。
中医学でキャベツは、「甘藍(かんらん)」といい、脾・胃の虚弱、疲労、胸やけ、胃痛、食欲不振に効くとされています。 古代ギリシャ・ローマでも、胃腸の調子を整える薬草として用いられていました。現代になって科学的に分析し発見されたビタミンUですが、実は数千年も前から、キャベツが胃腸薬として利用されていたわけです。
キャベツは、サラダ、和え物、炒め物、煮込み料理などさまざまな料理に用いられ、乳児から高齢者まで幅広い年代に好まれる非常に使いやすい野菜です。 今日の一品としてぜひ、食卓にどうぞ!

食品の鮮度の記事一覧

 

こちらの記事は「意気健康 12春号」の食品の鮮度に掲載されたものです。